おじさんの雑記帳 

「20世紀少年」の感想文そのほか 寺本匡俊 1960年生 東京在住

つづいて     (20世紀少年 第2回)

 この雑記帳における「20世紀少年」とは、正確には、小学館から単行本で発行された長編漫画「20世紀少年」全22巻と、それに加えて続編の「21世紀少年」全2巻の全体を指します。つまり、ここでは便宜的に両者を一つの作品とみなします。

 引用するぺージやコマの表記の方法は、例えば「20世紀少年」の第1巻の104ページならば、「第1巻104ページ」と略記します。あるいは、「21世紀少年」の上巻の10ページにおいて、上の段に割り振られているコマは、「上巻10ページ上段のコマ」と表示します。


 この感想文を書くにあたり、漫画の「20世紀少年」は都合、5回にわたり通読しました。他方で、実写版の映画「20世紀少年」はレンタルのDVDで1回観たのみですし、現在DVDは手元にないため、映画の筋に記憶だけで言及することもありますが、基本的には漫画の読書感想文です。


 最初に読み終えたとき、これは面白いと思い、興味を持って幾つかの関連するブログ等を読みました。著者のインタビュー記事などが記載されている書籍があることも知りました。

 しかしながら間もなく、まずは著者や他の読者の見解などに影響されずに、この感想文を書いてみたいと思い至ったため、最近は作品以外からの情報収集を止めており(ただし、事実関係の確認は除きます)、そして今後もこの感想文が一区切り付くまでは、他の文献等に目を通すことなく、書き連ねて行くことにします。


 とはいえ実際には、当時ほかのサイトで読んだことを自分の意見のように思いこんでいたり、新発見のように書いたことが、ほかのブログや書籍でとうの昔に指摘されているというようなことは避けられないと思います。

 そのような場合、「それは自分が先に主張したことだ」などとご不快になられるであろう方々には予めお詫び申し上げるとともに、できればお手数でもその改善方法として、例えば、ブログ名や管理者名を紹介してほしいとか、リンクを貼ってほしいなどのご要望をお寄せいただけると助かります。私が最初の発見者、発想者だと意地を張るつもりはないです。


 最後に、本カテゴリーは読書感想文であるが故に、作品中のセリフやあらすじを、ふんだんに紹介します。私は知的財産権保護に関する法令にあまり詳しくないため、不本意にも著作権に触れるような書き方をしてしまうおそれがあります。

 最低限の対応として、このブログには公告、アフィリエイト、自分の業務用ウェブサイトへのリンクなどを、全て排除して収益性を持たせないよう、思いつく限りの工夫はしました。

 それでもなお詳しい方からみて、違法行為であると考えられる場合は、その旨ご連絡くださいますようお願い申し上げます。書き進めて、ある程度の分量がたまった段階で、発行所の小学館にも確認する必要があるかもしれません。



(この稿おわり)



上野公園にて 桜と新緑のケヤキ 2011年4月10日撮影)