以下については以前の記事でも触れました。手元に資料がないので記憶を辿りますが、アンケート調査の結果です。若いころと比べて、機能や筋力など数十項目に関し、どれほど衰えたかを高齢者から聞き取り調査したものです。あくまで自覚症状の自己申告ですから、計量したものではありませんが、この自覚が悩みの種なのですから軽視していません。
その結果、最大のポイントがついたのが「疲れやすくなった」でした。これを数年前に見たとき(62歳でした)、ちょうどそのころ疲労が一因で、生まれて初めて仕事に穴をあけてしまうという大失態をやらかし、フルタイムの労働を断念するという事件があったため、やはりそうかと印象に残りました。
この疲れやすさ(自分なりに関連事項を加えると、次の日になっても疲れが取れない)も、私の場合、第二段階に入りました。これは去年からですので、64歳になっています。好きな旅行でも疲れやすくなったのですから、一大事です。腰痛で運動ができず、もともと映画や読書が好きなインドアのタイプですから、旅行は数少ないアウトドアの楽しみなのに。
具体的に言うと、若いころとてよく遊んだ長い旅行のあとは疲れました。時には旅行中に一日、休みを入れるようになったのが三十代のころです。それに加えて昨年から、まだ旅が始まったばかりの初日の移動でぐったりするほど疲れるようになったのです。これもショックです。老化は基本的に元には戻りません。悪化を先延ばしにすることぐらいしかできません。
初日は移動と荷物運びが主な疲労の原因です。最近は国内旅行なので時差とか出入国のわずらわしさは関係ありません。まず持病の腰痛が年と共に悪化しており、一時間以上、同じ姿勢でいると(立ちっぱなしでも座りっぱなしでも)、てきめんに腰に鈍痛が始まります。
これを放置すると立ち上がれなくなったり、ギックリ腰になったりしますので、今や腰のコルセットが手放せません。コルセットは痛みの発生自体を防ぐことはできず、あくまで悪化を防ぐものです。
もう一つの荷物運びについて、これは脚力や腕力の低下が原因でありましょう。毎日15分ほどの体操や、週に何回かの長めの散歩で無理ない程度に筋力を鍛え続けているのですが、加齢による自然現象にはかないません。
「ぐったりするほど疲れる」と書きました。これは初日の夕食時に、家族ほか同行者や現地の人との会話に差し支えるほどの疲れ方です。しかし、これで旅行が嫌になったわけではありません。むしろまだ、旅行に出かける意欲と体力とお金があるうちに、早めに楽しんでおこうと思います。これは観光だけではなくて、帰省や社会活動も含めてです。動けなくなってから悔やみたくないです。
(おわり)

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