2013-07-01から1ヶ月間の記事一覧
第22集の222ページ目という2の並んだページで、「ロボットは止まったけれど、もう手遅れだからね」と”ともだち”が天を指さして得意がっている。このあたりから彼は本当に子供っぽくなっていく。子供らしい子供時代を送れなかった反動なのだろうか。 彼ご自慢…
スピルバーグの初期の映画に「ポルターガイスト」というのがあり、シリーズ化されて3作ぐらい作られた。私はなぜかこの第一作が好きで、三回ぐらい観たと思う。ドイツ語で「polter」は騒々しい、「geist」は精神。超常現象の一つで、見えない何かが悪さをす…
第22集の202ページから登場する”ともだち”は、ジャケットの左の襟に小さな宇宙特捜隊のバッヂを付けているのだが、その後の絵には、ときどき抜け落ちている。アシスタントさんも疲れが出たかな。このバッヂ、先ほどもトラックの座席にあって、ヒントのつもり…
ケンヂと”ともだち”との再会の場面が近づきつつある。第22集の194ページ目、マルオが発進させた軽トラは先ずロボットを追いかけた。座席の3人はトラックの後ろにサダキヨが忍び込んだのを知らない。サダキヨはケロヨン親子と共にワクチンを配る役割よりも、”…
前回の続きです。もう一つの今次の報道ぶりに関する不満は、確か昨日のNHKも言っていたと思うのだが、所長は奮闘したものの「結果的にメルトダウンを防げなかった」という表現である。ネットのニュース等でも幾つか見かけた。 炉心溶融については当初から疑…
今回は漫画の内容と無関係です。書きながら考えるたちなので紙面を使うだけ。ブログはこれしかないのです。原発推進派の皆さんにおかれては、読んでも気分が悪くなるだけだろうからご遠慮下さい。 私自身の考えは半年ほど前に原発を話題にしてから何の進展も…
第22集の194ページ目にアパート「常盤荘」が再登場する。”ともだち”歴以降、東京は昔の木造建築群に建て替えられてしまったのだが、常盤荘は古すぎてそのままになっている様子。マライアさんは疲労で倒れたカンナを運び込んで着替えさせてやったらしい。物音…
第22集の第1話「正義を守る男」は第10話と同様、ジジババの店先で始まる。前回の続きであろう。黙って当たりくじと景品を引き換えた少年が走り去ったのち、今度は物陰で見ていた少年が店に誰もいないのを知って近づいてきた。彼の手には、はずれの紙が一枚。…
第22集第10話のタイトルは「正義の始まり」。主な登場人物が円盤とロボットに向かって、吸い寄せられるように集まっていく。最初のページは過去のシーンで、懐かしのジジババの店から始まる。1969年の夏。 だがこの場面は、正義の始まりと解してよいものかど…
いまでも覚えているのだが、小学校の歴史の教科書だか図鑑だかに江戸城無血開城の談判の絵が載っていて、西郷隆盛と勝海舟が真面目な顔で対座しているという構図であった。数週間前の「八重の桜」にも出てきた。幕末の有名なエピソードである。フィクション…
夏風邪の熱が下がりません。第22集の160ページ目、幹事長室に来た中谷が高須に「都民が革命と称し、蜂起しました」と急報を伝えている。もう一人別の男も同行していて、この”ともだち”府も包囲されつつあるとご注進。しかし、当然スパイから経緯の報告を受け…
万博会場に速報が届いた。第22集155ページ目。ねじり鉢巻きの男が、予定より早く革命が始まったと伝令に来たのだ。巨大ロボットも動き出したぞとなかなか情報が正確である。だが、「ねえ、カンナちゃん、どこ?」と訊いてきた質問相手に「邪魔だ、どけ」と言…
第22集第9話「何もするな」というクライマックスの章は、「ここで弾いてたんだ...」という主人公ケンヂのセリフで始まる。場所は一番街商店街。同行者は漫画家の氏木氏。関東軍攻城戦の仲間は東京に入って解散したらしい。蝶野刑事はヤマちゃんおじさんを探…
第22集の141ページ目。すでに夜の東京には火の手が上がっている。山崎という表札がかけられた家の中で、「やれやれ、何かおっ始まったな」と独り言をいっているのはヤマさんだ。そして、どっちにしろ早く逃げたほうがと言いかけたところで、「待ってください…
早いもので7月に入りました。今日も天気が好くない。第22集は第8話の「続伝説の刑事」に入る。ユキジが24時間後の蜂起を宣言した直後、ロボットが勝手に動き出した。先手を取られたのである。最初にロボットを追いかけたのは生みの親、敷島教授であった。教…