おじさんの雑記帳 

「20世紀少年」の感想文そのほか 寺本匡俊 1960年生 東京在住

2022-03-01から1ヶ月間の記事一覧

黒田家譜のことなど  (第1306回)

先日、写真を載せた小寺文書「認」の内容に入る前に、前回も触れた「黒田家譜」の話題を出しておきたい。関連が強いからである。その訳は理想としては、両者が同じ情報源から真実の情報を得た結果であり、たぶん実際には、小寺文書を書いた人は「黒田家譜」…

そもそも、このブログ (第1305回)

少し順序が前後してしまったが、そもそもこのブログが始まった経緯というかタイミングというか、なぜいま始めたかという当方の事情にあまり触れていなかったので簡単に記します。前回まで写真をアップしたり言い伝えなどを書いてきた「小寺文書」の存在を知…

「認」の写真 (デジカメ編)(第1304回)

今回は、被写体は前回と同じであるが、原本を撮影したデジカメ記録である。ちょっと光の反射があって、こちらもこちらで読みにくいのだがご容赦ください。細切れになっていて全部で5枚ある。内容は前回のもの全くと変わらない。ただし、一つ訂正がある。 先…

「認」の写真(iPad編)(第1303回)

ようやく「一札」の概説も終わったので、今回からはもう一枚の「小寺文書」である「認」の話題に移ります。今日のところは、まず全文写真の掲載である。とはいえ横長の巻物なので、切れ目に多少の重複があるが、三分割してある。 何せ原本は本家にあるので、…

「一札」について その4「本文」(第1302回)

小寺文書の「一札」については、今回が概要紹介の最終回となる。今後はもう一つの「認」のご案内をするが、その内容が「一札」と関係する箇所があるときは、その都度、「一式」にも言及しながら両者の関係を考える。ではまず、三たび「一札」の全文写真を載…

「一札」について その3「受取人」 (第1301回)

急ぐ話でもなし、のんびり進めます。今回は小寺文書「一式」の宛先の人物である。小寺職隆は誰宛てにこの書状をしたためたのであろうか。こちらの方は若干、字が崩れているので土地鑑や予備知識がない人には分かりづらいかもしれない。私もようやく出番が巡…

「一札」について その2「差出人」(第1300回)

前回の話題の続き。同じ写真を掲げます。「差出人」という題も適切な表現かどうか分かりませんが、要はこの「一式」を書き与えた人についてが今回のテーマ。縦の行でいうと後ろから四行目と三行目。これまた古文書に似合わず良く読める。前半の行には「兵庫…

「一札」について その1「年号」(第1299回)

今回からしばらくは、「小寺文書」の短い方の「一札」について書く。前回は署名欄だけアップしたが、次の写真が「一札」の全文である。前にも書いたように概ねA4横のサイズである。 本文は後回しにして、文末から扱うことにする。最後の五行のうち後ろから遡…

「小寺文書の概要」  (第1298回)

前回さっそく話題に出した「小寺文書」とは、二巻の巻物からなる。現物は数年前に持ち主からお預かりし読ませてもらったが、破損や紛失などしては大変なので、もう原本はお返ししてあり、手元にはデジタル・カメラで写した写真だけが残っている。 それぞれは…

「小寺文書」 〜黒田官兵衛外伝?〜  (第1297回)

【補記】 これまで複数のブログを別アカウントで書いてきたのですが、散らかった感じになっており、この「おじさんの雑記帳」にすべて移し、カテゴリーで区別することにしました。新カテゴリーの名がこの「小寺文書」で始まるものです。全16回の引っ越しを始…

3月11日  (第1296回)

本日は11年前に、東日本大震災が起きた日です。ここしばらく本ブログは、私の体調不良、仕事の不調、家庭内の新型コロナの混乱などが続いたため、半年ほどワクチンの話題と、鳥の写真集だけになっていました。その間、興味深いことに、毎日50件前後のPVが続…