2016-06-01から1ヶ月間の記事一覧
寄り道続きで、映画の感想文です。先日、ロサンゼルスのフリーウェイ10号で、夜景を観ながらドライブをするのが好きだったと書いた。ある晩、カー・ラジオから、ジョン・レノンが唄う「スタンド・バイ・ミー」が流れて来たときのことを覚えている。少し感傷…
この下書きを書いている前日に、イギリスで国民投票があって、EUからの離脱を支持する票が、残留を希望する側を上回った。負けた首相らはがっかりだろうが、それにしても民意がこうも真っ二つになるとは、しかも、雇用不安や難民といった深刻な事態が背景と…
私にとっては初めて見るシステムの不具合があったので記録します。今月の19日(日)と20日(月)に、いつも使っているPCで下書きをアップし、この「はてなダイアリー」のブログを更新した。前回と前々回の「ドンパチ禁止」の件です。きっかけは、フロリダ州…
昨日の続きです。子供のころは庶民の会話に、仏教用語があふれていたように思うのだが、最近はすっかり廃れて来たような観がある。例えば、「縁起でもない」。悪い冗談や、要らぬ心配や、面白い予言などを言い続けていると実現してしまうおそれがあるのだ。 …
忌まわしい事件報道ばかりで、気が荒んでいる。文章もそうなる。ここは私のストレス発散の場でもあるのだ。不機嫌は伝染します。おっさんのブログなんぞ読んで嫌な気分になりなくないという方は、早期に避難願います。特に今月は酷い。 今回のタイトルにある…
21世紀に再登場するのは、オッチョに続いてユキジ。やはり、強い人たちから順番に出てくる。このあとのユキジはもっぱら、柔道の使い手またはカンナとヨシツネの庇護者として活躍することになるだけに、このトキワ荘でのクール・ジャパン批判は、ひときわ異…
ストーリーの設定の話です。すでに三十年前、私が新宿で働いていたころ、歌舞伎町には中国マフィアとやらが進出していて治安当局が問題にしているという報道があったのを覚えている。だから、この作品にも中国マフィアが出てきて何ら不思議ではない。でも、…
遠い昔の微かな記憶だが、テレビでジョー・フレ―ジャーの記者会見を観た覚えがある。当方は、まだ小学生だったか。アリに勝ったフレージャーは、背広姿だったから試合直後ではない。うろ覚えだが、こんなことを言っていた。私が勝手に、べらんめえ調で意訳し…
今年の春、新宿で起きた気の毒な出来事についてのニュースが二つあった。一つはゴールデン街の火災で、お店が何軒か焼けた。たまたま首都圏のTVニュースで火事の報道を観たのだが、焼失した店の店長さんが「立ち直れるかどうか」と悄然と話してみえた。その…
二十代の前半だったか、仲間内で「さかさパンドラ」という造語が使われたことがある。希望だけが出て行ってしまったという我が身の悲惨な境遇を嘆きつつ、笑いを取るという難易度の高い技であった。それが通用するほどに、パンドラの箱は知られていた。子供…
映画の第2章には、「最後の希望」というタイトルが付けられている。どうやらこの映画では、最後の希望をカンナ一人に絞ったようだが、漫画ではユキジとセットで二人である。オッチョがそう云っているのだから間違いない。 時は世紀末の大みそかで、場所は友…