おじさんの雑記帳 

「20世紀少年」の感想文そのほか 寺本匡俊 1960年生 東京在住

2026-01-01から1年間の記事一覧

石川さん  (第1306回)

何回かの記事を費やした重松清著「その日のまえに」の感想文も今回が最後です。この連載は「生老病死」のうち、「老」が最も縁が薄い作品を扱っており、「老いを見つめる」というカテゴリー名から少し離れていますが、老いた私が本を読んでブログを書いてい…

再開「憲法と社会」 外は白い雪の夜  (第1305回)

本ブログはその名のとおり「雑記帳」であり、雑多なカテゴリーが一緒くたになっている。ここしばらくは「老いを見つめる」というカテゴリーで連載してきた。これはこれで続けてゆくが、今回から「憲法と社会」のカテゴリーを二年ぶりに再開し、「老いを見つ…

山本さん  (第1304回)

重松清「その日のまえに」の終盤にある短編「その日」および「その日のあとで」には、これら以前の収録作品の登場人物が再登場します。重松書の感想文もあと二回。私の好みの登場人物を二人、タイトルにします。今回は「ひこうき雲」に出てきたクラス委員の…

先立つ  (第1303回)

青少年時代になじんだ日本語が、どんどん消えたり変形したりしています。古今東西、言葉とはそういうものでしょう。私も大人から、言葉遣いが変だと何度も叱責されました。それでも、当時は大人から(家族親戚だけではなく、読書や映画などからも)、長く使…

歯の話の続き もう疲れた  (第1302回)

何回か前に、昨年は4本もの歯が折れたり欠けたりし、その治療と部分入れ歯・マウスピースの処置がようやく終わったと思ったら、年末に入れ歯の一つが割れてしまい、そのまま年を越したと書きました。その部分入れ歯は年初に修復し、これで今度こそ一段落かと…

時の流れ  (第1301回)

重松清「その日のまえに」を読書中です。これまでに短編「その日」まで進みました。アインシュタイン博士は相対性理論において、時間と空間は絶対的ではない(伸びたり縮んだり歪んだりする)と説いたそうですが、私たちの自覚のうえでも、特に時間は同じ速…

頭の体操  (第1300回)

新年あけましておめでとうございます。本年もどうぞ宜しくお願い申し上げます。新年第一回の投稿ですので、できるだけ前向きな記事にしようと考えておりますが、「老いを見つめる」というカテゴリーですから、最初はやっぱり毒を吐きます。そういう言葉を使…