またしても震災。久しぶりの本ブログの更新は、新年ならではの楽しくのどかな話題にしようと思っていたのに、能登半島付近を震源地とする震度7の大地震が、よりによって元日の雪国を襲った。それに二度と聞きたくもない津波という言葉が報道に含まれている。
ちなみに当日私は、都内で常磐線に乗っていたのだが、近くにいた一人の緊急地震速報らしきものが鳴っただけで、電車の揺れも感じなかったので、うかつにも間違いだったかと思っただけで自宅に戻ったら大変なことになっていた。帰宅のタイミングも悪く、大津波警報が出てから到達する予定時刻の間。早く逃げてくれと思うほか何もできない時間帯。
一夜明けて、現場の状況が明らかになるにつれ(まだその一部なのだろうが)、救助を待つ皆さん、救助に向かう皆さんの強運や努力を祈るのみ。それに水不足が伝えられているのも心配だ。つながっているライフラインを損なうような余震は来るな。寒いのだ。それから原子力発電所は、これまでもこれからも本当に大丈夫なのか。
東日本大震災発生より十年余、毎年すくなくとも一回は、被災地に慰霊に出かけている。被害が甚大だった東東北三県のみならず、北関東にも行った。縁あって中越地震が起きた長岡や当時の山古志村にも行った。これからも体が動く限り続けるし、いつの日か今次の震災地にも参りたい。被害に遭われた皆さまに、お悔やみとお見舞いを心より申し上げます。
(おわり)
ここで慰霊をして参りました。
谷中天王寺 (2024年1月2日撮影)
近くにいたエナガ
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