おじさんの雑記帳 

「20世紀少年」の感想文そのほか 寺本匡俊 1960年生 東京在住

2020-06-01から1ヶ月間の記事一覧

5月25日 ジョージ・フロイド氏  (第1271回)

タイトルにある黒人男性の悲劇と、その後の米国内、飛び火して世界各地で起きたデモや暴動については、日本でも大きく報道されました。出来事はみなさんご存じだろうし、ネット等で調べるのも今なら材料が多いですから、ここでは個人の感想のようなものを書…

5月15日 シュプレヒコール  (第1270回)

前回の東京アラートが出たのと同じ日、いつもどおり自宅兼事務所で書類仕事をしておりましたが、途中から国会中継に集中する破目になった。ことによってはこの日、「国家公務員法等の一部を改正する法律案」が強行採決されるおそれがありました。この法案の…

5月15日 東京アラート  (第1269回)

5月15日にレナウンが民事再生法の適用を申請した。再生の可能性はあるが、本件に限らず、通常は破産とひっくるめて「倒産」と報道される。テレビから離れて久しく、CMソングも最近のものは全く知らないが、ワンサカ娘ならよく覚えています。倒産も離職も、こ…

5月11日 きゃりーぱみゅぱみゅ  (第1268回)

著名人や芸能人は、政治を語ってはいけないと本気で考えている者がいるらしい。意図的な言葉足らずであって、補足すれば、自分が応援している政党なり政治家なりの悪口は言ってはいけないという意味であり、この自己陶酔を侵害されると激しく反応する。5月11…

5月10日 香港  (第1267回)

いま香港では当局とデモ隊の衝突が激化しており、この先どうなるか分からない混乱の状態です。このブログでは、できるだけ同時代の雰囲気や自分の感想を書き残しておきたいので、中間報告的にこれまでの香港について書きます。香港には一度だけ、1990年代の…

5月8日 37.5℃が4日間  (第1266回)

2020年5月8日、厚生労働大臣がCOVIC-19の「相談・受診の目安」に関し、記者会見で見直しに言及しました。この目安とは従来、一般に「37.5℃以上の熱が4日間出たら」という理解が広まっていたものです。以下は、もう廃止された文書ですからご注意ください。本…

5月5日 ドクター・アイ・フェン  (第1265回)

今回のタイトルにある5月5日という日付は、歴史的な意味合いは無くて、これから書く内容を載せた雑誌が、ネット書店から拙宅に届いて読んだ日です。まずは、雑誌を買うきっかけになったネット記事のご案内。執筆者は日本在住の中国人ジャーナリストの劉燕子…

5月4日 新しい生活様式  (第1264回)

5月4日は、全国一斉で宣言されていた金事態措置が、全国一斉で5月7日から31日まで延長された日です。人それぞれの受け止め方があったと思います。ここ東京では感染者数がなかなか減らず、我が家でも延長はするだろうと言い合っておりましたし、どうせ私の仕…

5月3日 とんかつ店と憲法記念日  (第1263回)

まずは経済危機の話です。観光業というのは、企業統計などでよく使う総務省の日本標準産業分類には載っておりません。でも定義も要らない、分かりやすい言葉です。自分が観光旅行や出張に行くときにお世話になる業界の総称です。移動するには運輸や旅行代理…

5月2日 「基本のキ」ウイルスとは何か  (第1262回)

カラスの勝手でしょう、か。 今回は医学者の資料をご案内します。前にも触れているように、自分はかき集めた情報源を、直感で絞って使っておりますが(みんなそうだろうけれど)、その中の一つに京都大学iPS細胞研究所の山中伸弥所長のウェブサイト「山中伸…

5月1日 志村  (第1261回)

4月30日の朝刊を眺めていたら、いつもは見ないテレビ欄に目が留まり、志村けんが翌5月1日のNHK「朝の連続テレビ小説」に出るとありました。翌朝は、数十年ぶりに朝ドラを観て、最後のほうに真面目な顔つきで出てきた志村に別れを告げた。志村が入院したのは…

4月30日 補正予算  (第1260回)

2020年4月30日、令和二年度の補正予算が成立しました。これを書いている5月下旬には、もう第二次補正の編成に入っていますので(閣議決定済み)、今日の話題は「第一次補正予算」と書き添えた方が誤解せずに済む。もっとも、以下の資料には第一次とは書いて…

4月30日 赤木さん  (第1259回)

有権者になってから、自由民主党が野党になった時代を二度、経験している。いずれも、記憶ではウォーターゲート事件のような、政権が一撃で吹っ飛ぶような出来事があったというよりも、積もり積もった有権者の鬱憤が、表面張力の限界まできたような事態だっ…