今回は、被写体は前回と同じであるが、原本を撮影したデジカメ記録である。ちょっと光の反射があって、こちらもこちらで読みにくいのだがご容赦ください。細切れになっていて全部で5枚ある。内容は前回のもの全くと変わらない。ただし、一つ訂正がある。
先述した「一札」の目録の中に「系図認壱巻」というのがあり、それがこの写真に撮ったものだと書いたのだが、間違いであった。字体が異なるだけではない。最後の署名が「一札」を書いた小寺職隆のものではなく、「一札」を受け取った三郎重孝になっていることだ。年号も違う。こちらは中身の真偽はともかくとして、そういう意味において間違いなく写本である。
（この稿おわり）
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