おじさんの雑記帳 

「20世紀少年」の感想文そのほか 寺本匡俊 1960年生 東京在住

3月11日  (第1296回)

本日は11年前に、東日本大震災が起きた日です。ここしばらく本ブログは、私の体調不良、仕事の不調、家庭内の新型コロナの混乱などが続いたため、半年ほどワクチンの話題と、鳥の写真集だけになっていました。

その間、興味深いことに、毎日50件前後のPVが続いています。まず間違いなく「20世紀少年」について更新を続けてきた頃の蓄積あってのことだと思います。こうなると関心の的が漫画作品であっても、最近の記事を見てみようという方もおられるかもしれない。漫画の感想文を書いていたころにも発揮していた社会的な関心を失っているのではなかと思われるのも不本意です。

まだ現役の社会人だし、選挙で投票する権利と責任もある。そういう訳で、上記の不調などは引き続いておりますが、気分的に落ち着いてきたのと、コロナ禍で業務の契約を全て失い、時間と体力の余裕もできたため、徐々に更新を再開致します。


ずっと前にも書いたように、そして、その後も続けておりますが、一年に一回、震災に関連する地に参っています。ボランティアの仕事はしません。経験がないということもありますが、短期滞在の余裕しかありません。

このため、何が起きたのか、そして今どうなっているのかを見聞することに集中します。去年(この一年間というのは、3月11日を起点とした365日のことです)は、ようやく常磐線が上野から仙台まで全線開通しました。

常磐線沿いに住んでいる私としては、お祝いを兼ねて仙台まで新幹線で行き、帰路に常磐線で仙台から上野まで乗ってきました。途中下車は家族の反対があって、していません。原発事故も現状も、原発の安全性も、誰が正しいことを言っているのか今なお分かりません。


もちろん、風評被害に加担しないように言動や記録には注意していますが、私が現場に伺う以上、物見遊山にしか見られないかもしれないという点も、この一年に一回の被災地回りで常に気を付けていることです。

ちなみに最初の数回は東日本大震災関係でしたが、範囲を広げて中越地震の現場などに、お邪魔したこともあります。もっと資金があれば、あの膨大な被害者を出した印度洋の津波で被災したプーケットにも行きたい。何度も遊びに行っています。

トンガとパプア・ニューギニアの火山爆発も気になりますが、何せ現地情報が少ない。途上国で発信機能が追いついていないというのもありますが、最大の要因はウクライナの戦争、そしてロシアによる同地の原子力発電所の占拠に注目が集まってしまっている。


それほどまでに、きわめて暴虐で危険な指導者がいる。この日本とて、そうそう他人のことを言っていられない。「緊密に連絡をとり、適切に判断していく所存です」と言い続けるだけで総理大臣が務まるなら、私も失業状態なので人が足りなければお使い建てください。

まして、元首相が核共有などと言い出すとは、言語道断の沙汰であります。暇ならモスクワに行って仲良しと話をつけて来い。この件については、別のブログで憲法について考えておりますので、そちらで触れます。

さて、次に引用するのは、本日(2022年3月11日)のYahooニュースのトップだった、読売新聞オンラインの記事です。今の私の情報源は朝一番で見るYahooとGoogleのニュース、地元の東京新聞朝刊、毎朝ではないがNHKの朝のニュースや言論サイトです。この記事はご覧になった方も少なくないと思います。



news.yahoo.co.jp


この人数。11年経過しても、この人数です。3月11日は拙宅も震度5強で、揺れに揺れた実感が抜けませんので、毎年、何等かの形で思いを馳せる日ですが、本日はこの大勢の方々が、一刻も早く故郷に安心して戻れるよう祈念することに致しました。用事を済ませたら近所に幾つかある神社仏閣にお参りします。


(おわり)




f:id:TeramotoM:20220301101455j:plain


上野寛永寺にて  (2022年3月1日撮影)
























.