おじさんの雑記帳 

「20世紀少年」の感想文そのほか 寺本匡俊 1960年生 東京在住

このブログの終わりと引き継ぎ  (第1444回)

2016年7月に、それまで別のブログで書いていた「憲法」というカテゴリーを独立させて、この「憲法と社会」という単独のブログを始めました。それまでの経緯や、その時の心境は本カテゴリーの初回で書いたとおりです。

少しばかり繰り返せば、かねがね生まれて一度くらいは憲法改正の議論に加わりたいし、でも、憲法については殆んど何も知らず、ところがそのうち、最大与党が改憲の議論を積極的に打ち出してきてしまい、その憲法改正案というものも、遅まきながらネットで見つけた。これは勉強せねばならんと始めたのが、この一連の記事です。


今回を以て一区切りとするのは、憲法の勉強をやめるわけではなく、また、周知のとおり改憲の主張が収まったわけでもなく、むしろ両方とも、これからが大事です。今回の記事を書いている時点で(2020年4月11日)、日本は新型コロナウイルス感染症(COVID-19)のため、緊急事態宣言が出ました。一大事です。原発問題も解決しておらず、今年開催の予定だった東京オリンピックパラリンピックは一年延期されました。

このようなタイミングにおいて、去る4月7日、内閣総理大臣新型コロナウイルス感染症の流行拡大を機に、憲法審査会における憲法改正の議論を始めたいと国会で語ったという報道がなされました。共同通信さんのネット情報を拝借します。眼目は当然ながら、緊急事態条項です。先にすべきことが他にないですかとお尋ねしたいが、昨今の有様からして明晰なご返答は期待できそうにない。






今度は新型ウイルスの勉強もしなければならなくなった。話の範囲が広がるので、今日まで別途ウイルスの話題に触れていた元のブログと統一することにしました。したがって、この「憲法と社会」は丸ごと「おじさんの雑記帳 『20世紀少年』の感想文」に里帰りし、カテゴリー「COVID-19」感染症憲法、できれば原発事故も含めて、一つにまとめることにしました。したがって終了ではなく、継続です。今後ともよろしくお願い申し上げます


(おわり)




親戚が送ってくれた岐阜の天然記念物、淡墨桜の写真  (2020年4月4日撮影のもの)





















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