おじさんの雑記帳 

「20世紀少年」の感想文そのほか 寺本匡俊 1960年生 東京在住

再開の予定  (第1245回)

このブログは、しばらくの間、更新していませんでした。主な理由は、他のブログを毎日のように更新していたので、記事の入力はもちろん、書くべき内容を考えたり、そのための読書ほか情報収集をする余裕が無かったからです。時間も体力も。

そもそも、このブログは日本国憲法を独学するつもりで始めたものです。特に最初のころは何も知らずに書いているので稚拙ですが、これも自らが歩んできた道ゆえ、そのまま残しています。

独学も一段落し、これ以上、専門的な勉強を進める力がないのも、更新が途絶えた一因ですが、最近、SNSやブログなどのネット情報に、憲法改正が話題になることが増えてきた印象があります(マスコミは鈍い)。


特に、早ければこの大型連休明け(2021年5月上旬)にも、関連して国民投票法の改正案の審議が行われれるらしいと聞きました。その内容はまだ未見ですが、そもそもこの緊急事態宣言の真っ最中に、そんなことをしている場合かという意見が出ています。

タイミングに限っていれば、そのとおりだと思います。もしも無事、緊急事態宣言が解除されても(危ういものですが)、特に東京では、間近に迫った2020オリンピック・パラリンピック東京大会を実施するのか、延期するのか、中止するのかの判断をしなければなりません。

もしも実施する場合にはその方法(観客なし、医療職の手配など)についての数多くある課題を解決しなければなりません。国際大会ですから、日本だけで決められるものでもない。


それとは関連しつつも別の政治課題として、混乱の渦中にあるマクロ経済、医療体制、学校教育、雇用問題などに関する重要な政策をどう立案し、どう実施していくのかも、考えなくてはなりません。

憲法は勿論、常に最も重要な法規であり、必要に応じ議論すること自体に異論はありません。しかし、理念でもある憲法を拙速に改めるのは百害あって一利なし。それがこれまでの独学で得た私見です。

このため本ブログの爾後の記事は、傾向として今すぐ改憲しようとしている勢力(政党と支持層)に対し、否定的な意見を申述べることが多いだろうと予想しています。具体的には、もう少し「仕入れ」としてからでないと書けませんが、取り急ぎは再開の宣言です。


2021年5月3日 憲法記念日



(つづく)





秩父三峯神社狛犬  (2021年3月27日撮影)


























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