おじさんの雑記帳 

「20世紀少年」の感想文そのほか 寺本匡俊 1960年生 東京在住

ワクチン第二回接種  (第1288回)

せs主前回の続きです。第一回のワクチン摂取は、本年7月23日(金)でした。私の場合、住民票のある東京都荒川区において、ファイザー製ワクチンの接種の順番が回ってきたため、第二回はちょうど3週間後の8月13日(金)に、同じ集団接種会場で受けました。時間帯も同じで、所要時間も約30分で同じくらいでした。

一般に二回目のほうが、ワクチン接種の副反応が大きいと報告されています。心配症の人からは、13日の金曜日は縁起が悪いが大丈夫かなどと言われましたが、私は仏教徒ですし、ジェイソンではありません。結論からいうと、さすがに何もなかった第一回と比べると、わずかに身体的な反応がありましたが、大過なく終わりました。


正確に言うと、今日は8月15日(日)、現在朝の10時すぎですので、一日半ほど経過した時点で無事です。「心配するほどのことはありませんでした」というこの経過報告は、断固ワクチンは打たないと決意している人には無意味ですが、迷っている人や、予約したものの心配だという人には何かの役に立つかもしれません。

特に緊張しやすい人は、筋肉も硬くなって注射が大変ということもあるそうなので、リラックスしてください。また、わずかとは言え今回、反応が出ましたので、そういうこともあり得るかという程度のご参考にしていただければと思います。繰り返すまでもなく、個人差がありますし、当日の体調や季節も影響するはずですので、あくまで一個人の一体験の記録です。



13日(金)の昼過ぎに摂取した会場においても、そこから徒歩10分ほどの拙宅に戻って以降も、注射の当日は前回同様、何の異変もありませんでした。ちなみに、私は個人事業経営なので、お勤めの皆さんと比べて時間の自由が利きますから、金土日と約束も入れずに静養しています。さらに、西日本中心に大雨や洪水の警報が出て、東京もずっと雨絵模様でしたので、外出もしていません。

よく言われるのは、摂取した日の夜あたりに、注射したほうの腕が痛むという件と、翌日以降に発熱するという件です。私の親戚にも、この両方が出ました。いずれも高齢者ですが、今はもう元通り元気です。私は右利きなので左腕に打ったのですが、翌14日(土)の朝起きてから、昼下がりに昼寝して起きるまで、左腕に軽い打撲のような鈍痛がありました。


ただし、動かすと少し、しびれるような程度で、静かにしていれば何の違和感もなく、午後以降、本日15日(日)まで、もう鈍い痛みは消えています。また、摂取当夜にパッチ(ばんそうこう)を外してから、現在まで時々、注射を打った右肩の上部を見ておりましたが、腫れたり変色したりも、ありません。そのような外見上の異変は他の場所でも気が付いておりません。

次が発熱です。これが多いようです。私の場合、当日中および翌14日(土)の午前中は、ずっと平熱でした。36.3~36.5℃くらいです。これが昼すぎの昼食後に、なんとなく熱っぽく感じたので計測したところ、37.0℃でした。平熱が高い人なら、普通の体温ですね。これがあって昼寝も長めに一時間ほど休み、その後はいつもの平熱に戻ったままです。たぶん、これが今回の副反応のピークです。


同じころ、すなわち14日(土)の午前中から昼前後にかけて、家事をしながら時折、静かに横になって、自分の体内の変化を調査しておりました。まず、なぜか鼻先の左側が、ぶつけたときのように、ツンと痛みました。それから左側の側頭部に、片頭痛のごとき痛みが二回。これだけです。いずれも二三分で終わりましたし、鎮痛剤がほしくなるほどの痛みではありませんでした。

他方、これらは時間帯的に集中して、摂取を受けたほうの左半身にだけ出ましたので、素人考えですし科学的な表現はできませんが、左肩から全身に向かって、ワクチンが私の身体を変えつつあるような印象でありました。助かったのは、目や耳や鼻などの感覚器の機能には異常なし。食欲も睡眠も、普段と変わりなかったです。なお、一回目も二回目も当日は酒抜き。もともとタバコは吸いません。


私が集中的に予防接種の注射を打たれたのは、幼少時の法定伝染病の注射と、三十代でカンボジア国に長期赴任する前の狂犬病結核ほかの予防接種のときです。記憶の限り、上記程度の軽い副反応は全くなく、そうなるとさすがに今回のワクチン(私の場合はファイザー製)は、新たな技法とあってか、事前報告のとおり、全く影響なしとは言えなかったです。

そして、一日半たった現在では、もう違和感はありません。今後、万一悪化したら続報をここにアップしますが、先行した家族親戚も長くて三日の不便で済んでいますので、これは心配していません。むしろ、まだまだ熱中症と夏場の季節ですので、そちらの理由で体力と免疫力が落ちないように要注意です。


最後に、こればかりは、個々人の職業や私生活の制約があるので自由になりませんが、私の場合は上記のとおり、実は偶然そのものなのですが、二回とも摂取は金曜日の午後でした。このため、土日はあらかじめ用事も入れず、運動もせず、自宅で静かに過ごすことができました。また、万一に備え離れて暮らしている親戚には、一応、日程だけはお互いに知らせ合っています。

摂取の前、もしも事後に体調が悪化した場合に備えて、解熱剤・鎮痛剤などは確保しておきましたが、事前に何等かの薬は服用していません。一方、日ごろ、できるだけサプリメントには頼らず、食事で栄養管理をしていますが、今回だけは摂取前から一か月、免疫の維持改善のため、お医者さんの意見を聴いた上で、ビタミンDの錠剤を飲んでいます。摂りすぎないよう、ご注意ください。



(おわり)




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コブハクチョウ


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アオクビアヒル


いずれも荒川自然公園にて  (2921年7月24日撮影)








I need a fix ’cause I'm going down.

  ”Happiness is a warm Gun” The Beatles