先回、老化現象の典型例として、疲れやすい、疲れが取れないというのがあるという話題を出しました。これと同根だと思いますが、ケガや病気がなかなか治らないというのも実感しています。
前回の夏カゼ、発症したのが7月17日ですから、もう二週間も経ちますが、少し楽になってきたものの薬の世話になったままです。さらにその薬(総合漢方薬と点鼻薬)は、これまで何種類も試して、ようやく自分に良く効くのを選んできたものなのに、今回は効果が薄い。
あれこれ試してみて、この夏風邪に良くないなと思うのは、まずクーラーで冷えすぎることです。外は猛暑ですが、買い物や銀行程度の外出ならば外を歩いていたほうが楽です。これから、こういう工夫や注意点を探ながら高齢者は生きてゆくわけです。
ところで久しぶりに河合隼雄著「中年危機」を再読しました。前回読んだ時は気づかなかったのですが、あまり本筋とは関係のない箇所に印象的な一文がありました。これは科学の理論というよりは、経験知というものでしょう。そのまま引用して終わります。
体の病気は無意味には生じない。心が支え切れぬ問題を体のほうが少し引き受けてくれて、時間稼ぎをしているのである。
(おわり)

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